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2022年4月13日(水)

文通費日割り支給 一致

穀田氏「名称・目的には異論」

与野党国対会談

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(写真)与野党国対委員長会談。左は穀田恵二国対委員長=12日、国会内

 与野党国会対策委員長会談が12日、国会内で開かれ、自民党の高木毅国対委員長は、文書通信交通滞在費(文通費)に関する与野党協議会で文通費を日割り支給に改めるとともに名称を「調査研究広報滞在費」に変更するなどの法案をまとめたことをうけ、14日の衆院本会議に提案したいと述べました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、日割り支給には賛成だが、名称や目的は使途の議論と不可分であり、実態を把握し、使途を明確にする議論を行うべきだとして、パッケージでの改定には反対だと述べました。

 穀田氏は、文通費の名称や目的について50年以上前の1966年の答申に依拠した表現となっているとして、「当時とは通信環境も異なり、政党助成金もある。現実とかい離がある」と指摘。「滞在費」について日本共産党は在京議員にも「滞在費」を支給することは国民から見て合理的説明がつかないと一貫して見直しを求めてきたと述べ、「なんの見直しもなく、名称や目的に滞在費を残すことには異論がある」として、「使途の内容の整理が必要だ」と主張しました。

 与野党国対委員長は、引き続き文通費の「使途、公開、返納」について議論し、今国会で結論を得ることを確認しました。


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