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2022年4月12日(火)

党の自衛隊政策への非難に反論

憲法9条と国民の命との両方を守り抜く責任ある方針

志位委員長が演説で

 日本共産党の志位和夫委員長は、7日に開催された参議院選挙勝利・全国総決起集会で、憲法9条の完全実施にむけて、国民多数の合意で自衛隊を段階的に解消していく党の方針を述べるとともに、「万が一、日本に対する急迫不正の侵略が起きた場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を用いて国民の命と日本の主権を守り抜く」と表明しました。

 志位氏は、10日の東京都内の演説会で、7日の志位氏の表明に対して自民党の小野寺五典元防衛相が「今まで言っていることと全然違う」と述べるなど、一部から共産党の方針への非難が起こっていることについて反論しました。

 志位氏は「この方針は急に言い出したことではありません。今から22年前の2000年の第22回党大会で公式に決定し、04年に改定された綱領に書き込んでいる方針です。『全然違う』といいますが、小野寺氏が知らなかっただけです。他党の批判をするときには、勉強をしてからにしてほしい」と批判しました。

 さらに、志位氏の発言を「ご都合主義」と非難した声があがっていることについて、「これも的外れです。世界に誇る憲法9条を将来にわたって守り生かすことと、国民の命を守りぬくための政治の責任を果たすことの両方を、統一的に追求するのが日本共産党の立場です。これこそ最も責任ある政治です」と述べました。


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