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2022年3月25日(金)

応急修理 柔軟に適用

高橋氏に政府「準半壊も」

 衆院災害対策特別委員会は22日の理事懇談会で福島・宮城県沖地震の被害状況と対策等について政府から説明を受けました。

 冒頭、内閣府の小寺裕雄政務官が被害の概要と取り組み状況を報告。全市町村に災害救助法が適用されたため、住宅の応急修理が可能だと述べたことに対し、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は「(現時点での被害は)半壊が3件で一部損壊は234件だ。被害が小さい一部損壊は応急修理の適用にならない」と指摘し、柔軟な対応を求めました。内閣府の担当者は「準半壊も活用したい」と答えました。

 また、倒壊したブロック塀について「除去事業があっても個人負担があるため使いにくい」といった現地の声を紹介。対応をただすと、国交省の担当者は「現場と相談しながら少しでも進めたい」と答えました。

 高橋氏が福島第1原発の処理水などを保管するタンクの位置がずれたことをただすと、原子力規制庁の担当者は「水は漏れていない」と述べました。


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