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2022年3月5日(土)

自民京都府連「選挙買収」疑惑

共産党が緊急報告会

井上議員出席

写真

(写真)自民党京都府連の買収疑惑をめぐりオンラインで開かれた緊急報告会=3日

 自民党京都府連が国政選挙の前に候補者から資金を集め、地方議員に各50万円を配布していた「選挙買収」疑惑をめぐり、日本共産党京都府委員会は3日夜、オンラインで緊急報告会を開きました。

 国会でこの問題を追及する日本共産党の井上哲士参院議員と、2月末に京都地検に疑惑を告発した一人、谷文彰弁護士が報告しました。

 井上議員は、国会質問で、前自民府連会長の二之湯智国家公安委員長が「府連は全く関与していない」と言い逃れようとした態度を批判し「民主主義の根幹が問われる。買収を知っていたであろう人物を国家公安委員長にしておくことは、岸田政権自体が問われる」と指摘。「国会議員から地方議員にお金が流れる仕組みは広島と同じ。これでは民主主義がダメになると、検察を動かすような声を上げることが大事」と述べました。

 谷弁護士は、府連内の引き継ぎ文書や元職員の証言などの存在を示し「資金配布が選挙目的であることは明らか。収支報告書は適正と言っても、公選法では適法とならない」と語りました。

 たけやまさいこ(彩子)参院京都選挙区予定候補は、4月の京都府知事選に触れ「買収疑惑の自民党に担がれた知事や府政でいいのかが問われる。市民のみなさんと『真相を明らかにせよ』の声を広げ、府民、国民の手に政治を取り戻したい」と訴えました。


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