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2022年2月24日(木)

「ジェンダー平等」の土台は賃金格差是正です

田村副委員長ら駅前トーク 横浜

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(写真)ジェンダー平等をテーマに語る田村副委員長(中央)=23日、横浜市

 「8時間働けば普通に暮らせる社会にすることが、ジェンダー平等の日本につながる」。こんなテーマのトーク集会が横浜市・桜木町駅前で開かれました。日本共産党神奈川県委員会が主催し、田村智子副委員長らがスピーチしました。

 田村氏は冒頭、ウクライナに対するロシアの覇権主義を厳しく批判。「ジェンダー平等と戦争反対は密接不可分。戦争は暴力による支配、ゆがんだ男らしさを強制する」と述べ、「戦争反対」「男女平等」が日本共産党の立党の精神だと紹介しました。

 「ジェンダー平等の土台は男女賃金格差の是正。そのカギは企業に実態を開示させること」「共産党の国会論戦で、政府がついに、企業に男女別賃金の報告をさせると答弁した」という田村氏の話に拍手が広がりました。

 勤続年数ゼロから始まる賃金格差。男女差別を禁止する法律をつくると、総合職(転勤あり)、一般職という区別で賃金差別を温存してきた経済界と、それを許してきた政治に大きな責任がある。妊娠・出産・育児・介護など、自分と家族の生活を大切にできる働き方は、男性にも女性にも日本経済にも必要だと語った田村氏。最後に、日本共産党を参院選で伸ばしてほしいと呼びかけました。

 上野たつや県議と、昨年の衆院選で育児をしながら候補者としてたたかった斉藤のどか氏もスピーチ。斉藤氏は、早朝から深夜まで体を張る活動ができない中で多くの支えを受けたことに感謝し、「長時間労働が当たり前という考え方を変える時」と話しました。


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