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2022年2月12日(土)

F15訓練再開するな

党石川県委など防衛省要請

井上・武田両議員同席

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(写真)F15戦闘機墜落事故について防衛省に申し入れる(左から)武田良介、井上哲士の両参院議員=10日、参院議員会館

 航空自衛隊小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機が先月31日に離陸直後に消息を絶ち、今も乗員が安否不明である事故を受け、日本共産党石川県委員会と「憲法を生かす新しい県政をつくる県民の会」は10日、防衛省にオンラインで申し入れを行い、事故原因が明らかとなるまで、飛行訓練を中止するよう求めました。日本共産党の井上哲士、武田良介両参院議員が同席しました。

 申し入れ書は、事故が離陸直後に発生し、基地周辺住民に甚大な被害が及んでいた可能性を指摘。住民もパイロットの安全も守られない深刻な問題だとして事故原因の究明まで飛行訓練を中止するよう求めています。

 機材点検と安全教育を行った上で、訓練飛行を再開すると説明する防衛省側に対し、家の上空を戦闘機が飛ぶという近藤啓子能美市議会議員は、2010年に同基地で起きた燃料タンクの落下事故時も(防衛省が)「安全点検」をして訓練飛行を再開した後に問題が明らかになった、と追及。機材点検と安全教育を行った上で、訓練飛行を再開すると説明する防衛省側に対し、西村祐士県書記長(参院補選予定候補者)、「県民の会」の飯森博子代表委員(県知事選予定候補者)は「原因究明なしに安全点検もできないではないか」と迫りました。

 防衛省は「再開前に自治体と住民に説明する」と述べました。


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