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2022年2月12日(土)

高齢者多く除雪困難

豪雪被害 たけだ氏調査 長野・信濃町

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(写真)豪雪被害を受けた住民女性に話を聞く(右2人目から左へ)たけだ、片野、伊藤、永原の各氏=11日、長野県信濃町

 日本共産党の、たけだ良介参院議員(比例予定候補)は11日、長野県信濃町に入り、住民生活を直撃した豪雪の被害状況や要望を調査しました。永原和男、伊藤博美、片野良之の党町議3人が同行しました。

 信濃町を含む長野県北部地方は5日から7日にかけ、警報が発令されるほどの大雪に見舞われました。信濃町の野尻山桑地域では、町が設置する積雪計(3メートル)が、2メートル40センチ近い積雪量を記録しました。

 たけだ氏ら一行は、新潟県境の熊坂地域へ。排雪の大型ダンプが道路を頻繁に行き来しています。

 同地域に住む女性は、自宅のサンルームのガラスが4枚割れました。「ここに二十数年住んでいるが、これだけの雪は初めて」と話しました。女性の自宅は1階部分が雪で覆われ、雪下ろしを4回行いました。「自宅前は公道ですが、狭くて除雪車は入れない。この地域は1人暮らしのお年寄りが多く、病気で動けない人もいる」と除雪人員の不足を指摘しました。

 信濃町では、屋根の雪下ろしで落下する人身事故が数件発生。農家のビニールハウスが倒壊する被害も出ています。

 調査を終えた、たけだ氏は「これほどの雪が降ったことに驚いた。担い手が不足している除雪体制確保が急務だ」と話していました。


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