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2022年2月10日(木)

経済安保準備室長の更迭

国会への報告は当然

塩川氏

 日本共産党の塩川鉄也議員は9日の衆院内閣委員会で、経済安全保障法制準備室長を務める藤井敏彦内閣審議官の事実上の更迭について質問しました。

 塩川氏は、同日午前の記者会見などで松野博一官房長官が「処分につながる可能性がある行為を把握した」と発言したことについて、「『週刊文春』の報道によると私企業で働き、報酬を得ていた疑いがある」と指摘。松野長官は「国家安全保障局の内規に違反したことを確認した」と答弁しました。

 また塩川氏は、藤井氏の出席した私企業の集まりに、所属省庁の利害関係者がいたと報じられたことに対しては、「企業に対してさまざまな規制や支援措置を行う法案との関係で、利害関係者の対応がどうだったのか。極めて重大だ」とただしました。松野長官は「事実関係の確認・調査中で答えは差し控える」と述べるにとどまりました。

 塩川氏は、国会に報告するのは当然だとして「国会として、しっかりとした行政監視機能を発揮していきたい」と表明しました。


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