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2022年2月4日(金)

歴史の教訓忘れない

国会前「平和憲法守れ」

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(写真)プラカードを掲げてアピールする参加者=3日、国会前

 「憲法9条まもろう」や「市民と野党の共闘で自公政治を終わらせよう」など、思い思いのプラカードを掲げてアピールする毎月定例の行動が3日、国会正門前で行われました。100人が集まり、歴史の教訓を忘れないことや平和憲法を守りたい思いが語られました。

 呼びかけ人の澤地久枝さんは、2月は青年将校がクーデターを起こした「二・二六事件」が起きた月であり、同事件以降に日本は全面的な戦争に道を開いていったと指摘。「歴史がどういうものだったか私たちは忘れない。そのためにこの場に立つ」と発言すると参加者から拍手が起きました。

 日本共産党の穀田恵二衆院議員は、岸田政権について、自衛隊の「敵基地攻撃能力」の保有の検討や佐渡金山の世界遺産推薦登録をめぐる問題を挙げ、「安倍晋三元首相の言いなりだ。行きつく先は歴史の偽造であり、戦争はあかんということをなくしたいところにある」と批判しました。

 参加した女性(80)=文京区=は、「澤地さんの思いに応えたいと毎月足を運んでいます。平和憲法を守りたい」と語りました。


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