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2022年1月25日(火)

新基地阻止へ また団結

名護市長選 一夜明け集う

辺野古ゲート前 決意新たに

 沖縄県名護市長選の投開票から一夜明けた24日、日米両政府が新基地建設を強行する同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ工事用ゲート前には、朝から十数人の県民、市民が自発的に集まり、「工事をやめろ」とシュプレヒコールしました。選挙結果の悔しさを抱えながらも、「新基地を認めるわけにはいかない。きょうからまた頑張っていこう」と決意を固め合いました。


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(写真)工事用ゲートに向かって「工事をやめろ」とシュプレヒコールする人たち=24日、沖縄県名護市辺野古

 読谷(よみたん)村から訪れた男性(72)は、基地のない平和な沖縄、名護市の未来を訴え、今までたたかってきたことについて「自信をもって運動を続ける。多くの市民を結集していくしかない」と話しました。

 辺野古在住の男性(77)は「サンゴの海を殺すな」のプラカードを掲げ、ゲート前を行き交う車両にアピール。「基地建設は戦争につながり、自然を壊す。そのことを見過ごすわけにはいかないから、ここに立っています」と語りました。

 沖縄の日本復帰50年を迎える今年、秋の県知事選をはじめ重要選挙が続きます。

 那覇市の女性(70)は、「復帰運動に参加した多くの人が願ったのは、本土並みに沖縄から基地をなくしていってほしいということでしたが、むしろ政府は基地が集中する状況をつくってきた」と指摘。この現状をいつまでも続けさせるわけにはいかないとして「運動を立て直し、知事選は必ず勝利しなければ」と力を込めました。

 「今回、岸本洋平さんが新基地問題に最も焦点を当て、建設阻止の立場を明確にして市長選をたたかったことは次につながっていくと思う。基地問題は絶対に避けられない課題だからです」。48年前、強盗目的の米兵に母親を殺害された金城武政さん(65)=辺野古在住=は言います。

 自公政権丸抱えで当選した現職は、国とのパイプを強調し、事実上、基地受け入れと引き換えの予算を獲得してこそ経済振興ができると選挙戦で大きく打ち出しました。

 金城さんは、ベトナム戦争当時、基地の城下町として繁栄した辺野古や金武(きん)町などが現在、いずれも衰退していることを指摘。「基地に依存して一時的に経済が潤ったとしても、持続的な発展はあり得ない。新基地の工事は進んでおらず、止められるということと併せ、県民や市民に広く知らせていかないといけない」と語りました。


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