しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年1月13日(木)

痴漢防止へ駅アナウンス実現 阪神電鉄など

市民・こむら参院予定候補ら要請

 神戸市東灘区の住民と同区の日本共産党・喜田結県議、西理(ただす)、松本則子両市議でつくる「ジェンダー差別を勉強する会」と、こむら潤参院兵庫選挙区予定候補が、鉄道事業者に15、16日の共通テスト時などの痴漢対策強化を要請していた件で、阪神電鉄と神戸市営地下鉄がホームと駅構内で痴漢防止のアナウンスを実施することになりました。

 阪神は12日、15日から当分、朝7時ごろから夜にかけて「迷惑行為や痴漢行為に遭われたとき、見かけたときは乗務員または駅係員にお知らせを」と放送することを決定。自動放送6本のうちの一つとなります。阪神はこれまで文字の痴漢防止キャンペーンはありましたが、「痴漢」の文言を入れた放送はありませんでした。

 阪神には11日に、こむら予定候補と同会が、共通テスト受験生を狙う痴漢の対策を訴え、車内とホームで「警察官が乗車しています」「痴漢は犯罪。気づいたら通報を」とのアナウンスを求めていました。

 市営地下鉄は11日から開始し、「鉄道警察隊からのお知らせです。痴漢、盗撮は悪質な犯罪行為です。被害に遭われた方、見かけられた方は110番または被害相談所に連絡を。痴漢、盗撮撲滅にご協力を」と放送。5日に同会が市交通局に申し入れていました。

 喜田県議は6日、受験生を守れと県警に要求。県警は「要請を受け、鉄道警察隊とともに、各署に指示し駅構内に人員を配置する」と答えています。


pageup