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2021年12月24日(金)

「ただ真実を知りたい」

森友真相解明へ財務省前抗議

宮本岳志氏参加

写真

(写真)「森友問題の幕引きは許さない」と訴える市民たち=23日、財務省前

 東京の財務省正門前では、100人以上が集まり、森友問題の真相解明を求め、抗議行動をしました。行動には野党国会議員も参加、日本共産党からは宮本岳志衆院議員が駆け付けました。

 宮本氏は、近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが公文書改ざんの経過などを詳細に記録した「赤木ファイル」の写しを手にしながらマイクを握りました。

 「麻生太郎氏は財務省からは去ったが、責任は消えていない。森友関係の公文書改ざんの指示は、野党による国会での追及と同時に出されている」とのべ、ゆがめられた政治に信頼を取り戻すために「市民と野党の共闘を発展させよう」と強調しました。

 参加者らがリレートーク。「日本は先進国だと思っていたが、公文書を改ざんするなどで、そうではなかった。しかし、市民の力でちゃんとした国に戻していきたい」「『認諾』は、札束で頬をはたくようなものだ。こんな手口は許せない。私たちの民主主義、人権が試されている」などの声があがりました。

 行動では、参加者がそろってシュプレヒコールもあげ、財務省庁舎に向かって「森友問題終わってないぞ」「ただ真実を知りたいだけだ」「『認諾』不意打ち許せない」などと訴えました。

 行動の終盤には、赤木さんを悼み、参加者がそろって黙とう。岸田文雄首相、麻生自民党副総裁、鈴木俊一財務相に対し、抗議要請書も提出しました。


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