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2021年12月10日(金)

衆憲法審 与党幹事懇に国民民主党

危険な道にのめり込みつつある

志位氏が批判

 日本共産党の志位和夫委員長は9日、国会内の会見で、衆院憲法審査会にかかわって、日本維新の会とともに新たに国民民主党が与党側の幹事懇談会に参加したことを問われ、「与党の枠組みの中に維新だけでなく、国民民主党も参加した。これは大変危険な道にのめり込みつつある」と述べました。

 志位氏は「わが党は、『憲法守れ』『憲法生かせ』など、憲法の議論一般はあらゆる場でおおいにやってきた。今日の代表質問でも岸田首相に『敵基地攻撃能力』と憲法解釈について質問した」と述べました。

 その上で、憲法審査会について「一般的に憲法議論をする場ではなく、憲法改定案の発議をする場だ。そこで議論する中身は、憲法9条改定、緊急事態条項などの自民党改憲4項目だ」と指摘しました。

 志位氏は「国民は9条改定や緊急事態条項をそもそも望んでいない」「総選挙での世論調査でも憲法改定の優先順位は一番下だ。国民が望んでもいない9条改定や緊急事態条項を無理やりやろうとしているのが自民党だ」と批判し、「改憲の道を開く憲法審査会は動かすべきではない」と主張しました。


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