2021年12月10日(金)

参院選　議席奪還へ全力

福岡　にひ・まじま氏　初の合同宣伝

（写真）参院選勝利に向け決意を述べる、にひ（左）、まじま両予定候補＝９日、福岡市

　「比例は日本共産党」を大きく広げ、来年夏の参院選で勝利しようと、にひそうへい参院比例予定候補と、まじま省三参院福岡選挙区予定候補は９日、福岡、北九州の両市で両予定候補そろっての初めての街頭宣伝に立ちました。

　にひ氏は、岸田文雄首相が所信表明で明言した敵基地攻撃能力の保有などを「憲法違反だ」と批判。「対話と外交の力で、アジアの地域に安定と平和をつくることこそ、最大の貢献だ」と訴えました。「参議院で改憲勢力の３分の２を絶対に許さず、憲法が生きる日本をつくるために全力を尽くして頑張り抜く」と力を込め、議席奪還への決意を表明しました。

　まじま氏は、自公政権への批判とともに積極的提案で、「命と暮らしを何より大切にする政治を目指す」と力説。賃金引き上げ、気候変動打開、ジェンダー平等の社会の実現へ意気込みを語り、「みなさんの大きなご支援を」と呼びかけました。

　各市で後援会員らが駆け付け、ともにアピール。福岡市では改憲阻止の訴えに「そうだ」と拍手を送る男性の姿があり、北九州市では買い物帰りの女性２人が党の主張に「一番まとも」と話しました。