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2021年12月7日(火)

党都議団痴漢アンケート

専用車両増 要望も

 日本共産党東京都議団が6日の会見で発表した「東京都内の『電車・駅での痴漢』、『盗撮』被害」に関するネットでのアンケート調査結果では、深刻な被害実態が明らかになりました。

 具体的な被害では、「性器を触られた」が21%、231人もいました。「高校生の時、朝の満員電車に乗り込んだのと同時に、身動きがとれない状態で前方の男性が制服のスカートの中に手を入れ、執拗(しつよう)に撫(な)でてきた」「足がつかなくなるほど満員の電車でスカートの下から女性器に手を入れられた」など。「ショックで引きこもりがちになり、月に1度はクリニックを受診」「電車が苦手になり、仕事を辞めざるをえなくなった」など、その後の人生に深刻な影響を受けています。

 「盗撮被害」では、「足の間にねじ込まれたトートバッグ内にカメラのレンズが確認できた」「ホームで並んでいた後ろからスカートの中を盗撮された」「隣の席から堂々とずっと動画を撮られていた。怖くて何も言えなかった」などがリアルに。

 啓発ポスターが「盗撮・痴漢にご注意ください」など被害者に注意喚起していることに、「被害者へのバッシングになるのでやめて」「加害をしないでというポスターにかえて」の声も多数。

 「女性専用車両」では、「すべての路線に設置を」「終日運転を」など「増やしてほしい」が最多。「『男性差別だ』と主張する人に、専用車両の趣旨や意義の説明に責任もってほしい」「設置車両が端っこで利用をあきらめた」などの声も多く寄せられました。


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