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2021年11月22日(月)

国保料値上げ とんでもない

引き下げ求め署名

静岡

写真

(写真)呼びかけに応え署名する女性=18日、静岡市葵区

 静岡市医療と福祉をよくする会は18日に葵区で、高すぎる国民健康保険料引き下げを求める宣伝・署名行動をしました。5団体7人が参加し署名を呼びかけると、子育て中の母親や高齢者らが「高すぎる」と協力しました。

 市は国保料を2020年度から毎年1人あたり平均約7千円値上げし、26年度には1・5倍にする計画を示していましたが、今年度は据え置きとなりました。医療と福祉をよくする会が6500人分の署名を提出し、国保運営協議会へ申し入れてきた成果でした。市は再び値上げ計画を狙っています。

 松原透事務局長は、20年度の国保会計は基金残高34億円、繰越金54億円で、10億円も見込みを上回ったと説明し、基金と繰越金を活用すれば国保料引き下げ、減免拡充は可能だと強調しました。

 署名した39歳の女性は「コロナで収入が減りました。収入は減るばかりなのに税金や保険料は上がるばかりでは困ります」と語りました。「負担が重すぎる」と自ら寄ってきて署名した40歳の女性は、さらに値上げが狙われていると聞いて「今でも限界なのに、とんでもない」と怒りをあらわにしました。


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