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2021年11月21日(日)

あらゆる政策の根底にジェンダー

参院選めざし平等実現へ活動

党と各界との意見交換会

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(写真)総選挙の経験やこれからの課題などを話し合った意見交換会=19日、党本部

 日本共産党ジェンダー平等委員会は19日、総選挙の結果を受けて、ジェンダー平等をめざし活動する各界の人々との意見交換会を開きました。

 倉林明子ジェンダー平等委員会責任者が「初めて正面からジェンダー平等を掲げた選挙でした。ご支援に感謝します」とあいさつ。小池晃書記局長、田村智子政策委員長も同席しました。

 20代の参加者は、「ジェンダーはあらゆる政策の根底にある。私も一歩踏み出す必要があると思い、今回初めて特定の政党、特定の候補者を応援しました」と、衆院東京12区候補だった池内さおりさんを応援した思いを語りました。

 池内さんは「街頭演説で痴漢や性暴力の話をしたら、どんな反応があるか、正直怖いと感じながら訴え続けました」と。「せせら笑うような反応もあった一方、『男社会を変えるために自分も声をあげなければ』と語ってくれる若い男性もいた。この流れは止まることはない」と話しました。

 さらに参加者から「参院選ではジェンダー平等を掲げることが間違っていないと証明したい」という声も。

 次期参院選に埼玉選挙区から立候補を表明した梅村さえこ元衆院議員は、「農村部では、都市部より『ジェンダー』という言葉へのなじみが薄く、難しいという声も多い。でも、実は農村部ほど家事や介護などを女性が抱える傾向が強いです。“これは私の問題なんだ”と伝え、気づいてもらうことも、候補者としての自分の役割だと感じます」と語りました。

 「ジェンダーの問題で頑張ってきた池内さんが議席に届かなかったのは残念」「難しい課題をわかりやすく伝える方法を考えてほしい」などの意見や要望も出されました。

 小池書記局長は最後に、「私も参加した東京12区の赤羽での演説会の熱気はすごく、大きな変化が起きていると感じました。ジェンダー平等の訴えを、党は今後も揺るがず貫きます。今後の選挙では、多くの女性が当選できるよう尽力したい」とこたえました。党からはほかに山添拓参院議員、仁比聡平前参院議員、畑野君枝前衆院議員、斉藤和子元衆院議員らが参加しました。


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