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2021年10月28日(木)

比例ブロックすべて大激戦

「投票先決めてない」3割超

 総選挙は比例を中心に大激戦です。

 各メディアの調査によると、投票先を「まだ決めていない」という有権者が多くいます。「東京」が25日付で掲載した共同通信社の調査では、比例で投票先を「まだ決めていない」との回答が35・6%。「朝日」も26日付で、投票態度を明らかにしていない人が「3割」いると伝えています。「日経」26日付では、定例調査で「無党派層は3割前後を占める」としたうえで、衆院選の序盤情勢調査で無党派層に絞って分析すると5割が「まだ決めていない」などと投票先を示さなかったと述べています。

 選挙終盤で投票先を決める有権者が多いことは、「明るい選挙推進協会」が発表している調査結果からもうかがえます。2019年参院選では、18歳から40歳代までは6割以上が、選挙期間中から投票日当日に投票先を決めているという調査結果を示して「多くは選挙終盤に決めている」と述べています。

 また、ふだん支持政党を決めていない「無党派層」は、「投票したい政党」として、与党よりも野党を選択する傾向が強いという調査結果もあります。「日経」26日付は、同社の調査では、無党派層に絞ると、自民・公明に「投票したい」との回答は計17%に対し、日本共産党や立民、国民、れいわ、社民の5野党に「投票したい」と回答したのが計26%だったと伝えています。

 比例11ブロックの全てで各党が1票を争うせめぎ合いになっています。日本共産党が各ブロックで議席を確保し、増やすことができるかどうかは最後までの奮闘にかかっています。


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