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2021年10月25日(月)

比例ブロックの様相

九州・沖縄(定数20) 基地強化反対の党 期待

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(写真)第一声を上げる田村貴昭候補(比例単独)=19日、福岡市博多区

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(写真)第一声を上げるまじま省三候補(福岡9区重複)=19日、北九州市八幡西区

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(写真)政権交代を果たそうと訴える、まつざき真琴候補(鹿児島2区重複)=19日、鹿児島市

 九州・沖縄ブロック(定数20)で、日本共産党は「比例90万票獲得で比例2議席を奪還し、3議席に挑戦。沖縄1区必勝を」と全力をあげています。あかみね政賢(沖縄1区重複)=前=、田村貴昭=前=、まじま省三(福岡9区重複)=元=、まつざき真琴(鹿児島2区重複)=新=の各比例候補が各地を駆け巡っています。

 沖縄・辺野古新基地建設をはじめ米軍・自衛隊の基地建設・強化や原発の稼働、農業つぶしなど自公政治の矛盾が集中する九州・沖縄。それだけに日本共産党への期待が高まっています。

 まじま候補が街頭宣伝中、企業の従業員送迎バスが停車。運転手が「後援会に入りたい」と駆け寄りました。長崎市での田村候補の街頭演説で20歳の学生が日本民主青年同盟に加盟しました。

 党躍進の可能性が大きく広がる一方、宣伝でも対話・支持拡大でもまだ躍進の条件をくみつくせていません。「このままでは比例1議席。しかし頑張れば大躍進できる」と党・後援会の猛奮闘が始まっています。

 福岡市の党員の60代男性は通院のたびに看護師らに声をかけ、「比例は共産党さん」とスタッフに呼ばれるように。「政治に関心はなかった」という20代の看護師2人が期日前投票を約束しました。

 九州・沖縄ブロックの女性、農漁民、民医連内有志、業者など分野別後援会もそれぞれ演説会や集いを成功させ、立ち上がっています。SNSを活用した青年への働きかけも強めています。

 最終盤の27日、志位和夫委員長を迎えた福岡市での街頭演説を「九州オンライン演説会」として1万人の視聴で、「九州燃ゆ」の総決起をはかります。

 一方、前回比例7議席の自民党は野党共闘の前進に危機感を抱き必死のとりくみ。公明党(同3議席)は徹底して比例を訴えます。

 「何十年もやってきたが初めての経験」と話すのは、公示前の街頭宣伝で激励が相次いでいる熊本県天草市の本渡北支部の支部長。「あまりの反応の良さにやる気満々です」(新井水和)


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