2021年10月22日(金)
比例ブロックの様相
北陸信越(定数11) 新しい政権支える力に
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定数11を争う北陸信越ブロックで日本共産党は、藤野やすふみ=前=、たいらあやこ=新、新潟2区重複=、かねもと幸枝=新=の各比例候補が「藤野氏の議席絶対確保、ブロック初の2議席」へ奮闘しています。
14日の衆院解散を受け、藤野候補は同日夕の長野県を皮切りに4日間で北陸信越5県を縦断。比例での共産党の躍進は、政権交代後の新しい政権を支える最大の推進力になると訴えています。
金沢市での街頭宣伝(15日)で藤野候補の訴えを聞いた女性(69)は「多い日は、1日50件『比例は共産党』と電話かけしている。もっと頑張りたい」と語りました。
日本の原発の4割が集中する北陸信越。藤野、たいら、かねもとの各候補は「原発固執の政治から、原発ゼロ、気候危機解決に本気で取り組む政治へ転換を」と呼びかけます。
柏崎刈羽原発が立つ新潟県柏崎市の男性(71)は「原発ゼロを訴える共産党の議員を増やしてほしい」と話しました。
他党にとっても「比例は主戦場」です。自民は小選挙区候補を比例重複とし、比例復活を視野に活動を強化。前職秘書の不祥事で新人に交代した公明、維新も、議席獲得に必死です。
共産党の2017年総選挙の比例票は26万7000票で、藤野氏は10位当選。1支部当たり29票不足していれば、議席を失いました。「2倍の活動で2倍の得票を」の頑張りが急務です。
6年にわたる市民と野党の共闘の発展が、共産党を押し上げつつあります。新潟の各区や福井2区では、野党統一候補の選挙はがきで「比例は共産党へ」と呼びかけています。
党と後援会も「歴史的な選挙に立ち上がろう」と決起。全有権者規模の対話支持とともに、支持を「広げてほしい」と大攻勢を訴えています。(山本健二)