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2021年10月22日(金)

比例ブロックの様相

東海(定数21) 政治論戦で攻めに攻め

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(写真)街頭宣伝する(左から)しまづ、もとむら、長内の各比例候補=14日、名古屋市

 東海ブロック(定数21)で日本共産党は東海4県で96万の得票目標をやりぬき、もとむら伸子前衆院議員の議席確保、しまづ幸広元衆院議員の議席奪還、さらに長内史子候補の勝利で3議席への躍進をめざします。

 10議席を占める自公が引き起こしたコロナの感染爆発や医療崩壊、強権政治に批判が広がる中、河村たかし名古屋市長と共同して「反自民の受け皿」となり2議席を持つ維新にも同市長の金メダルかみつき事件やリコール署名偽造で有権者の怒りが広がっています。

 衆院解散の14日、名古屋市の宣伝では開始前から「自民には腹が立っている。野党を応援する」と話す女性(73)や、3比例候補の「政権交代で命を守ることを最優先にする政治を実現しよう」との訴えに手を振る人が後を絶ちませんでした。

 ブロック責任者の岩中正巳愛知県委員長は、「政権交代が焦点になっており、その推進力の共産党が躍進できる条件はある。政治論戦で攻めに攻めて『比例は共産党』の大きなうねりを起こしたい」と話します。

 党は担い手づくりの「折り入って袋」を支持者に届け切り対話に打って出ています。駅前での連日宣伝では学費半額や気候危機対策が多くの青年の心をつかみ「絶対選挙に行く。共産党にいれる」と共感を広げています。

 新しい日本をつくる「四つのチェンジ」などの党の政策には識者からも「リニア建設計画にきっぱりノーといえる共産党の躍進に期待する」(静岡県勤労者山岳連盟会長)との声が寄せられています。

 24日投票の参院静岡補選では浜岡原発廃炉やリニア中止を訴える日本共産党の鈴木ちか候補が論戦をリード。無所属候補の応援に入った川勝平太知事がリニア工事見直しにふれ「鈴木さんも同じ(立場)」と紹介する一幕も。

 「若い党員がビラ配りで奮闘し1800枚配布」(岐阜)、「50人を訪問し対話できた30人全員が『活動袋』を受け取ってくれた」(愛知)など、歴史的選挙をたたかう党員の奮闘が「経営者で自民を支持してきたが比例は共産党にする」などと各地で支持を広げています。(玉田文子)


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