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2021年10月22日(金)

野党共闘で自公政権倒そう

都内4カ所 小池書記局長駆けめぐる

相互支援くっきり

 日本共産党の小池晃書記局長は21日、東京都内4カ所を駆けめぐりました。各所で立憲民主党の国会議員や市民弁士が並び立ち、野党統一候補となった共産党の4区の谷川智行、12区の池内さおり、20区の宮本徹の各候補(比例重複)を激励。小池氏は、15区の井戸まさえ野党統一候補(立民)の応援にも駆け付け、相互支援の共闘態勢の姿がはっきりと示されました。

 小池氏は、メディアが総選挙の対決構図を「自公対野党共闘」と報じ、世論調査でも野党の一本化に期待する声が多数だとして、「対決構図は鮮明になっている」と強調。本気の野党共闘に向けて、共通政策、政権協力、選挙協力の「3点セット」の体制がつくられたと紹介し、「共産党だけの選挙じゃない。自公政権を倒すために市民と野党が力を合わせて一緒にたたかう選挙だ。互いに応援しながら自公を少数に追い込もう」と力を込めました。その上で、「政権交代のためにも、新しい政権を支えるためにも共産党の議席が必要だ。『比例は共産党』を広げに広げ、共産党を躍進させよう」と訴えました。

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(写真)池内さおり候補(中央右)の必勝を訴え、聴衆の声援に応える小池晃書記局長(同左)、立民の青木愛参院議員(右端)、大野裕之氏=21日、東京都北区

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(写真)拍手にこたえる(左から)小池晃書記局長、立憲民主党の井戸まさえ候補、小堤東比例候補=21日、東京都江東区

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(写真)必勝を訴える(左から)小池晃書記局長、谷川智行候補、立民の塩村あやか参院議員=21日、東京都大田区

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(写真))市民や野党各党らとともに宮本徹候補(中央右)の勝利を訴える小池晃書記局長(中央)。その左は石川大我参院議員(立民)=21日、東京都東村山市

北区

 北区の赤羽駅前では池内候補が「ジェンダー平等社会を前に進め、みんなの声が届くカラフルな政治へ」とアピール。小池氏は「都議補選、都議選でも野党共闘の要として頑張ってきた。ジェンダー平等の第一人者の池内さんを必ず国会に」と呼びかけました。

 立民の青木愛参院議員が「4年ぶりの政権交代のチャンス。野党共闘の象徴の12区で池内さんの勝利を期して頑張ろう」と激励。「みんなで選挙@東京12区」の大野裕之共同代表(東洋大学教授)が応援に立ちました。

江東区

 江東区の豊洲で井戸候補の応援に駆け付けた小池氏。井戸氏は、谷川氏を統一候補にするために4区から15区に回った思いを語り、「分断ではなく分かち合い。一緒にたたかえば絶対に政治は変えられる」と訴え。小池氏は「井戸さんは弱い立場の人に寄り添ってきた政治家だ。自公政治を倒すために、力を合わせる時だ。15区から井戸さんを勝たせて。そして比例は共産党を」と呼びかけました。

 井戸氏を統一候補にするために15区候補を降りた小堤東比例候補は「井戸さんに思いを託した。若者の声を実現する野党政権を」と語りました。

大田区

 大田区の蒲田駅前では谷川候補が「コロナで深刻な医療崩壊をもたらした自公政権を倒し、命最優先の政治を実現する」と決意を表明。小池氏は「現役医師としてコロナ治療の最前線に立ってきた谷川さん。医療相談・食料支援にも取り組む世直しドクターを押し上げて」と訴えました。

 立憲民主党の塩村あやか参院議員が応援に立ち、「命と暮らしを守れるコロナ対策できるのが谷川さん。野党の力で政治の未来を変えよう」と述べました。

東村山市

 東村山市の久米川駅前では宮本候補が「自己責任の政治を転換し、国民の声が届く新しい政権をつくろう」と呼びかけ。小池氏は「『桜を見る会』問題を最初に国会で追及したのは宮本さん。共産党きっての論客を再び国会に」と訴えました。

 立民の石川大我参院議員が「弱い立場の人に手を差し伸べるのが政治。そのためも国会には宮本さんが必要だ」と力説。生活者ネットの白石えつ子市議、俳優の森崎めぐみさん、弁護士の河村文さんが応援のスピーチをしました。


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