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2021年10月17日(日)

力をあわせ政治変えよう

市民と野党が共同街宣、小池氏もスピーチ

東京・新宿

写真

(写真)「未来を選ぶための市民街宣1016」で小池晃書記局長の訴えを聞く人たち=16日、東京都新宿区

 総選挙で、誰も置き去りにしない社会をつくろうと呼びかける街頭宣伝が16日、東京・新宿駅南口のバスタ前で行われました。さまざまな立場の市民と一緒に、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の福山哲郎幹事長をはじめ各野党の代表らも参加。「力をあわせて政権交代を実現し、政治を変えよう」とアピールしました。

 新宿駅前に登場したカラフルなステージ。街宣は、市民有志による主催です。アーティスト、大学院生、写真家、弁護士など、幅広い市民がスピーチしました。

 モデルで環境アクティビストの小野りりあんさんは、気候危機への対策は緊急の課題であり、「私たちは、政治にかかわらないといけない」と強調。日本政府が掲げる政策では解決できないと述べ、「この問題に、真剣に取り組む政党を応援しましょう」と呼びかけました。

 看護師の参加者は、コロナ禍で医療現場がひっ迫し、医療を受けるべき人も自宅療養を余儀なくされたと訴え。「なぜ政府は何もしないのかと思った人は多いはずです。私は、ケア労働に手厚い社会にしたい。選挙で政治を変えることが一番の近道です」と語りました。

 小池氏は1年半のコロナの困難と同時に、文化・芸術、気候危機などで運動が起こり、「皆さんの命を守れという運動に背中を押され、政治が応えなくていいのかと、野党が一つにまとまって、いまの自公政権でない選択肢を示すことが責任だった」と述べ、「この総選挙で、大半の小選挙区でまとまり、受け皿をつくることができた」と強調。「皆さんが投票に行けば政権交代ができる。野党も覚悟して臨みます。政権交代を始めましょう」と訴えました。

 福山氏は「皆さんの声を聞いて、共産、社民、れいわ各党の皆さんの力を借りて、小選挙区で1対1で選んでもらえる構図をつくれた。変えていきましょう」と呼びかけました。

 社民党の福島瑞穂党首がメッセージを寄せ、れいわ新選組からも訴えがありました。


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