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2021年10月16日(土)

投票行って未来選ぼう

市民ら 各党アンケート

夫婦別姓など67項目を質問

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(写真)「総選挙で、私たちの未来を選ぼう」とアピールする人たち=15日、参院議員会館

 総選挙へ向けてアーティストや弁護士、大学院生など幅広い市民が15日、参院議員会館で会見し、各政党に対するアンケート結果を公表しました。今後、有志で街頭宣伝にも取り組むと述べ、「みんなで投票に行き、未来を選ぼう」とアピールしました。

 アンケートに取り組んだのは、文筆家の佐久間裕美子さん、DJのMars89さん、弁護士の馬奈木厳太郎さん、大学院生の元山仁士郎さんなど13人が発起人となり、幅広い立場の市民でつくるグループです。

 質問は、○×形式(一部例外あり)で「2030年までに温室効果ガス削減目標60%以上」「LGBT平等法の制定」など67項目。期限までに自民、立憲、共産、社民、れいわ、維新の各党が回答しました。

 「選択的夫婦別姓の導入」について、自民は「△」と答え、自民以外はすべて「○」と回答しました。

 「中小企業支援とセットで、最低賃金を全国一律1500円に引き上げるか」では、立憲、共産、社民、れいわが「○」と回答。自民、維新は「△」と答えました。

 会見には、発起人から5人が参加。シンガー・ソングライターのNozomi Nobodyさんは、この1年半、コロナ禍で苦しむ文化芸術を守ろうと声をあげ続けてきた経験から、「政治そのものを変えないといけないと強く感じています。私たちの一票で、暮らしや生活をより良くしていきたい」。

 入管行政を改善させようと行動している「#FREE USHIKU」の長島結さんは、外国人の人権問題は選挙の争点・話題になりにくいと言われてきたが、世論が変化していると強調。「あまりにも差別や死亡事件が起きているからです。早急な改善が実現できる選挙結果にしたい」と語りました。

 アンケート結果は、「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト―衆議院選挙2021―」のツイッターやホームページから見ることができます。


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