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2021年10月7日(木)

比例は共産党 この人を

北陸信越ブロック・福井1区重複 かねもと幸枝予定候補(63)

原発ゼロ 32年訴え続け

写真

(写真)市民とグータッチする、かねもと幸枝さん(福井・山内巧撮影)

 15基もの原発が立地する福井県で12回目の挑戦です。1990年の初出馬から消費税廃止と原発問題を常に訴え、3人の子どもの母親として、「放射能汚染や事故の危険がある原発から子どもたちを守りたい」の思いを強くしました。以来、32年間、日曜朝の街頭宣伝を継続しています。

 老朽化による大事故(2004年)で11人もの死傷者を出した関西電力美浜原発3号機が6月に再稼働され、不安や批判の声が上がっています。「気候危機解決のためにも原発依存から、年間254万人の雇用を生み出す省エネ、再エネの政治に転換し、未来ある日本と福井をつくりましょう」

 「しんぶん赤旗」県記者時代、取材団の一員として日本原電の事故隠しをスクープ(1981年)。県民の声を集め、党議員とともに自治体や国に原発ゼロを求めてきました。「企業・団体献金を受け取らない共産党だから、皆さんの声をそのまま国政に届けられます」。福井県庁と関電地域共生本部前での金曜行動、毎月11日の原発ゼロめざす市民行進にずっと参加してきました。

 「一人でも多くの方の心に届くように」と、通行人や近所の人に気軽に声をかけるこまやかな心配りや気さくな人柄も人気です。JR福井駅西口の宣伝では、つまずいて靴が脱げた女性に「大丈夫でしたか」。憂うつそうな通勤客の表情を変えたいと、「正社員が当たり前。8時間働いたらちゃんと暮らせる社会に」。ジェンダー平等へ、今日も訴えに力が入ります。(小山田汐帆)

福井大学教育学部卒。「しんぶん赤旗」県記者を経て、党県書記長


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