2021年10月3日(日)

政権挑戦　いよいよ

「比例は共産」広げて

大阪で山下氏・西田予定候補

（写真）街頭から訴える山下氏（左）と西田氏（右）＝２日、大阪市生野区

　日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は２日、大阪市の生野区、平野区、東住吉区、阿倍野区の４カ所で街頭演説し、西田さえ子衆院近畿比例予定候補とともに、「近畿比例ブロックで４議席確保を必ず」「比例代表は日本共産党と広げてください」と訴えました。

　山下氏は、「自民党新総裁になった岸田氏は、コロナ対策の無為無策と、相次ぐ強権政治・腐敗政治で行き詰まった安倍・菅政権をど真ん中で支えてきた人。自民党では自民党政治を変えることはできません」と強調。共産党の志位委員長と立憲民主党の枝野代表が党首会談で合意した３点を紹介し、「お待たせしました。いよいよ政権を取ろうということです。自公政治をチェンジしようということです。どうか野党を応援してください。日本共産党を伸ばしてください」と力を込めました。

　さらに、「命を最優先にする、自民党政治を根本から変える立場を持つ、共闘発展のために真剣に誠実に努力する―日本共産党が伸びることが、日本の政治を変え、新政権を支える確かな力となります」と呼びかけました。

　西田予定候補が、「野党４党の共通政策で総選挙をたたかい、共産党も協力して新しい政権をつくるチャンス。歴史的な政権交代へ全力を尽くします」と決意表明しました。

　演説を聞いた６０代の女性は「頑張れる勇気をもらいました」と話しました。