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2021年10月2日(土)

横浜「IR推進室」廃止

前市長肝いり組織 新市長が公約実現

 横浜市(山中竹春市長)は1日、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致を進める市都市整備局「IR推進室」と、「新たな劇場」建設計画を進める政策局「芸術創造本部室」を廃止しました。二つの事業は林文子前市長の肝いりで、日本共産党市議団(荒木由美子団長、9人)が批判していたもの。

 山中市長は8月の市長選で、カジノ誘致撤回と「新たな劇場」整備計画の中止を公約にし、立憲民主党の推薦、日本共産党、社民党、緑の党、新社会党の支援を受け初当選しました。

 共産党市議団はカジノ誘致を撤回すべきだと一貫して主張。「新たな劇場」整備については、土地・建設費だけで610億円、年間運営費は約45億円と見込まれ、大赤字を招くと中止を迫っていました。

 荒木団長は「市民が望んだ結果です。山中市長が公約を実現したことを評価したい」と話しています。


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