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2021年10月2日(土)

「金権政治ノー」広島から

女性後援会奮闘 大平さん再び国会へ

買収事件 県民として恥ずかしい

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(写真)大平氏(右から2人目)とともにアピールする女性たち=9月17日、広島市安佐南区

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(写真)大型商業施設の前で訴える日本共産党安佐南区女性後援会の人たち=9月24日、広島市安佐南区

 「安倍・菅政治にさよならしよう」「大平よしのぶさん(衆院中国比例予定候補)に再び国会へ」。目前に迫った総選挙で日本共産党の中国地方での議席を取り戻し、コロナ禍から命と暮らしを守ろうと、広島県内の女性後援会が奮闘しています。

大平さん魅力語り

 広島市の安佐南区女性後援会は2012年から毎月宣伝してきました。地元選出市議を落選させた悔しさをバネに後援会を再建。石川秀子事務局長は、柔らかく、聞いてわかりやすい言葉づかいを心がけながら演説原稿をつくります。「『黒い雨』の国会質問や災害救援・調査など大平さんの魅力、特色をもっと出していきたい。そのためにも『比例は共産党』と訴えたい」

 同区は、「政治とカネ」をめぐり実刑判決を受けた河井克行元法相=自民党離党=の地元。19年参院選の大規模買収事件で有罪判決の妻、案里元参院議員の当選無効に伴う4月の再選挙では、野党統一の宮口治子氏が自民新人との一騎打ちに勝利しました。自民党本部に不信感を持つ同党支持者や「あいつ(克行氏)は絶対許せん」と、選挙資金1億5千万円の使途や目的を明らかにするよう自民党本部に求める署名をする人など今も河井事件への怒りがあります。

野党共闘で頑張れ

 総選挙で金権政治の自民党にノーの審判を下そうとの訴えに注目が集まります。9月24日の宣伝では、車や道行く買い物客が足を止め聞き入っていました。

 垰﨑(たおさき)直子会長は「河井事件は『広島県民として恥ずかしい』という人は多い。金権政治はダメだと重ね重ね訴えていきます」と話します。

 同市西区後援会の中野斉子(ときこ)事務局長は「『もう自民党はダメね、でも野党もね』といっていた近所の知り合いが、後援会ニュースを読み『「赤旗」も読んでみたい。野党共闘で頑張ってほしい』といってきた」と情勢の変化を語ります。(大串昌義)


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