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2021年9月16日(木)

臨時国会で予算委集中審議を

穀田氏 争点明確化へ不可欠

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は15日、国会内で会談し、自民党が首相指名のための臨時国会を10月初めにも召集する意向を示したことについて、野党が要求している憲法53条に基づく臨時国会を開かず、憲法違反のまま菅義偉首相が退陣することは「許し難い」と厳しく批判しました。

 その上で野党は、臨時国会は首相指名だけでなく、代表質問や予算委員会集中審議が必要だとの考えを共有しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「野党が要求してきた憲法53条に基づく臨時国会の開会を事実上、拒否をしたものだ。与党が憲法違反を続けていること自体、自民党・公明党の政権がいかに国民と国会を無視しているかということの表れにほかならない」と指摘。臨時国会では、自公政権に審判を下すため争点を明らかにする予算委員会集中審議が必要だと述べました。


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