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2021年9月11日(土)

「慰安婦」の記述 政府介入に抗議

教科書ネット

 子どもと教科書全国ネット21常任運営委員会は10日、「従軍慰安婦」などの歴史用語・記述に対する政府の介入に抗議する声明を発表しました。

 日本軍「慰安婦」や「強制連行」についての教科書記述に訂正申請が出され、文部科学省が承認したことについて、「自主的申請の形をとっているが、明らかに政府・文科省による強要の結果である」と指摘。歴史用語について政府が決定し、教科書で他の用語で記述することを禁止することは「憲法の保障する学問・研究の自由、言論・出版の自由を踏みにじること」だと批判しています。

 「慰安婦」への日本軍の関与や強制性を消し、1993年の河野官房長官談話を空文化、侵略・加害の事実を覆い隠すものだとし、元の記述に戻すことを求めています。


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