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2021年9月11日(土)

2021総選挙

政権交代 力合わせ

「比例は共産党」よびかけ

北関東キャラバン

塩川・梅村・大内・伊藤氏

●埼玉4市

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(写真)声援に応える(右から)梅村、塩川、伊藤、大内の各氏ら=10日、埼玉県所沢市

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員・北関東比例予定候補と伊藤岳参院議員は総選挙に向けた北関東キャラバン宣伝で10日、埼玉県の朝霞(あさか)、新座(にいざ)、川越、所沢の4市で総選挙勝利を訴えました。所沢市の西武鉄道所沢駅東口では梅村さえこ、大内くみ子両衆院北関東比例予定候補、朝霞、新座両市では工藤かおる衆院埼玉4区予定候補も訴えました。

 塩川氏は、菅義偉首相の辞任表明について「それだけコロナ失政が重大であり、安倍政権から続く強権政治に国民から強い批判があったということだ」と指摘。「総選挙で共産党の議席を増やして、命とくらし最優先の政治にしよう」と訴えました。

 梅村氏は、新自由主義の社会を変え、命が何よりも大切にされる政治をつくろうというのが野党連合政権の姿だと強調し、「政治の責任は自己責任ではなく公助にある。そんな本来の政治を取り戻そう」と呼びかけました。

 大内氏は、自公政権による原発再稼働固執や石炭火力発電所9カ所の新設計画を批判し「原発も火力発電所もやめ、再生可能エネルギーに切り替える政権をつくろう」と訴えました。

 伊藤氏は「正社員が当たり前で、病院や保健所を増やす社会にしよう」と力を込めました。

近畿で一斉に

 総選挙での政権交代をめざし、近畿2府4県の日本共産党と後援会は10日、いっせい宣伝に取り組みました。

こくた氏

●京都

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(写真)早朝から訴える、こくた氏(右)=10日、京都市南区

 京都では、こくた恵二党国対委員長・衆院議員(衆院近畿比例・京都1区予定候補)が、京都市南区のJR西大路駅前で早朝から街頭宣伝。菅義偉首相の政権投げだしは、新型コロナ感染拡大への無為無策に対する国民の怒りの声が追い詰めた結果だとし、「コロナに専念するために退陣するというなら、国会に出てきて国民に説明するべきだ」と厳しく批判。市民連合と4野党が合意した野党共通政策を紹介し、「こうすれば政治はよくなるという方向が出せた。政権交代し、命と暮らしを守る政治を実現しよう」と力を込めました。

宮本・清水氏

●大阪

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(写真)対話する宮本氏(右から2人目)=10日、大阪市福島区・淀川駅前

 大阪では、宮本たけし前衆院議員(近畿比例・大阪5区予定候補)、清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区予定候補)らを先頭に宣伝。宮本氏は大阪市福島区の淀川駅前で通行人一人ひとりにビラを手渡しながら「力を合わせて総選挙で政権交代をさせましょう」「全国どこでも『比例は共産党』とお広げください」と呼びかけました。

 飲食店で働く2人組の20代男性は「お酒を出す店なのでコロナが直撃している。感染も怖いが仕事をしないわけにもいかない。早く収束させてほしい」と宮本氏に訴え。宮本氏が「野党共闘で政治は変えられる。困ったことがあれば事務所に相談に来てください」と言うと、男性らは「わかりました」と応じました。

四国で一斉に

白川氏訴え

●徳島

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(写真)徳島市議団、県議団らと訴える白川(左から2人目)、久保(同4人目)の両予定候補=10日、徳島市

 四国4県の日本共産党は10日、総選挙勝利をめざし、各地で一斉宣伝しました。定数6の四国比例で18年ぶりの議席奪還に挑む白川よう子予定候補は元職場の徳島健生病院(徳島市)の近くで演説し、「力を合わせて新しい政権をつくり、患者さんの命を救える、一人ひとりの命を大切にする政治をつくろう」と呼びかけました。

 同病院の医師で徳島県民医連の西内貴子会長が応援演説し、前日の菅首相の記者会見について「自画自賛に終始し、何の反省もない」と批判。白川氏を国会に送ろうと訴えました。

 白川氏はコロナ禍の医療現場に触れ「元同僚は『目の前で手のひらからポロポロと命がこぼれ落ちていく。救えるはずの命が救いきれない』と悲痛な声を上げている」と告発。自公政権のコロナ対応の致命的欠陥を列挙し「医療現場、ケア労働をしっかりと支える、まともな政治をつくろう」と訴えました。

 朝はJR徳島駅前で衆院徳島2区の久保たかゆき予定候補、徳島市議団、県議団らと宣伝。四国に女性の衆院議員が一人もいないとし、「ジェンダー平等の扉を四国から切り開いていく」と決意表明しました。久保予定候補は「野党連合政権へ、四国から共産党を送り出してください」と呼びかけました。


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