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2021年9月9日(木)

野党共通政策合意

たたかいの政策的旗印立った

志位委員長 発言の要旨

写真

(写真)志位和夫委員長

 日本共産党として、提言の内容に全面的に賛同し、その実現のために全力を尽くします。提言に4党党首が署名したことで、市民と野党の総選挙をたたかう共通の政策的旗印が立派に立ちました。

 今度の総選挙は9年間におよぶ安倍・菅自公政治に対する総決算、チェンジの審判を下す選挙だと思います。この提言には、チェンジのポイントとなる重要な政策がしっかり盛り込まれています。

 第一項目に、安保法制等の廃止・立憲主義の回復という野党共闘にとって一丁目一番地の重要政策が明記されています。「核兵器禁止条約の批准を目指すこと」も明記され、禁止条約に背を向ける政権の態度を大きく変えるものになっています。「辺野古の新基地建設中止」も明記され、沖縄のみなさんにも大きな連帯の文書だと思います。

 また、「従来の医療費削減政策を転換し、医療・公衆衛生の整備を迅速に進める」ことや、「消費税減税を行い公平な税制を実現すること」などが掲げられています。

 それから環境問題では、石炭火力の脱却、原発のない脱原発社会の追求など、まさに自公政治に対する根本的な対案が示されています。またジェンダーの問題が重視されていることも大事な点です。

 最後に「森友・加計、桜を見る会などの権力私物化の疑惑について真相究明」、「日本学術会議の会員を同会議の推薦通りに任命する」、これも緊急の課題です。

 こうした政策は新しい政権ができることで、一気に実現する展望が開かれます。この政策を旗印としてしっかりと高く掲げ、野党が結束して選挙をたたかい、新しい政権をつくるために頑張り抜くことを約束します。


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