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2021年9月6日(月)

命守る総選挙、政権交代を 今度こそ白川予定候補を国会へ

香川オンライン演説会 小池書記局長訴え

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(写真)オンライン演説会で質問に答える小池晃書記局長

 日本共産党の小池晃書記局長は5日、香川オンライン演説会で、菅義偉首相の政権投げ出しを批判し、「自民党の中での政権たらいまわしでなく、政権交代がどうしても必要だ」と訴え、「香川での比例6万票で、白川よう子予定候補を今度こそ国会へ。市民と野党の共闘を前に進める決定的な力、『比例は共産党』を広げぬこう」と呼びかけました。

 質問に答える形で演説した小池氏は、今度の総選挙で、日本共産党の躍進と市民と野党の共闘で命を守る政治を実現しようと強調。「香川と四国は市民と野党の共闘の先進地だ」として、5年前の参院選では香川の田辺健一氏が全国で唯一の共産党の野党統一候補になり、一昨年の参院選では高知・徳島で共産党の松本けんじ氏が大健闘し、愛媛選挙区では野党統一候補の永江孝子氏(無所属)が圧勝したと指摘しました。

 また、危険な米軍機の低空飛行訓練や四国電力伊方原発の再稼働など自民党政治の下での困難に対し、「この四国から日本共産党の国会議員がどうしても必要だ」と強調。白川氏が働きながら大学で福祉を学び、医療現場での勤務を経て香川県議を4期14年務めたとして、「現場の苦労や悩みに心を寄せ、一緒に解決してきた素晴らしい政治家だ」と紹介し、「四国には衆・参で23人の国会議員がいるが、衆院議員で女性はゼロ。党派を超えて四国から女性の衆院議員を誕生させよう」と力を込めました。

 小池氏は、「豪雨災害が続いているけど、地球環境をどう守るの?」との質問に対し、「総選挙で大争点にして訴えていきたい」と表明。日本共産党が1日に発表した「気候危機を打開する 2030戦略」を紹介し、「原発と石炭火力をやめ、省エネと環境に配慮した再生可能エネルギーの組み合わせで、温室効果ガスを30年には5~6割まで削減する」と強調しました。さらに、地域産業としての再生可能エネの育成が新たな雇用を生み出し、地域経済の活性化につながると語りました。

白川比例予定候補が決意

小川氏が応援

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(写真)視聴者に手を振る白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補(左)と尾崎淳一郎衆院香川3区予定候補

 香川オンライン演説会では、白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補、尾崎淳一郎香川3区予定候補が訴え。小川淳也衆院議員、みどり・香川の渡辺智子代表が応援メッセージを寄せました。

 白川氏は「この4年間、四国すべての自治体を回り、さまざまな声・思いを聞いてきました。この思いを国会に持っていくために頑張りたい」と決意。民医連職員時代にじん肺患者に出会い「命を切り捨てられる政治」の実態を体験したことに触れ、「命が粗末にされる今の政治に我慢できない。命が争点になる選挙。命を守り暮らしを変えていく新しい政治を一緒につくっていこう」と呼びかけました。

 小川氏は「共産党は戦前から反戦平和を訴えてきた。その一貫した姿勢と今の政治に対峙(たいじ)するスタンスに敬意を持っている。白川さんはジェンダー問題を含め一貫した姿勢でとり組んでいる。四国各県における野党間の信頼が日本の政治を取り戻す」と語りました。

 渡辺氏は「私たちの仲間、白川さんを国会に送り出したいと、党派を超えて活動している。戦前の女性に投票権はなかった。国民がしらけて権利を眠らせては罰が当たる。私たちの責任は重大です」と力を込めました。


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