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2021年8月23日(月)

砂防堰堤に多数の流木

藤野氏が土石流災害を調査・懇談

長野

写真

(写真)堰堤に堆積した流木を調査する藤野衆院議員(右)と笠原市議=22日、長野県岡谷市

 日本共産党の藤野やすふみ衆院議員は、8月中旬に記録的な豪雨となった長野県内の災害現場を調査し、地元の市民や行政関係者を激励しています。

 藤野氏は22日、大雨により土石流が発生した岡谷市川岸東の鮎沢区を調査しました。15日早朝、同地区の住宅に土砂が流入。3人の母子が死亡しました。

 藤野氏は、ながせ由希子衆院4区予定候補とともに、母子3人が犠牲となった被災住宅を訪ねました。2人は玄関先に献花し追悼。屋内に土砂が入り込んだ状況を確認しました。

 藤野氏は笠原征三郎市議の案内で、同区の山の中腹にある砂防堰堤(えんてい)を調査しました。2006年7月の豪雨災害の後に設置した堰堤です。今回の土石流で、多数の流木が堰堤内に堆積しているのを確認した藤野氏は「堰堤がなければ、大変なことになっていましたね」と話しました。

 藤野氏は20日、6世帯の住家が全壊するなどの被害が発生した木曽町の原久仁男町長と懇談。昨年に続く水害に見舞われ、原町長は「災害救助法が適用されても、町の負担が大きい」と話しました。

 藤野氏は「ながせ由希子予定候補と連携して取り組みます」と応じました。ながせ氏と上田とめ子、下島里美の両町議が同席しました。

 調査・懇談を終えた藤野氏は「被害の全体像はまだ分かっていない。災害の頻度と規模がこれまでと違ってきている。災害に強いまちづくり、被災者生活再建支援法などの改正は急務だ」と述べました。


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