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2021年8月14日(土)

共産党伸ばし命守る

田村副委員長・もとむら氏ら訴え

三重・四日市 知事選26日告示

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(写真)演説する(左から)田村、岡野、五味、もとむらの各氏=12日、三重県四日市市

 日本共産党北勢地区委員会は12日、田村智子副委員長を迎え、三重県四日市市で総選挙と目前に迫った県知事選(26日告示、9月12日投開票)の勝利に向けた街頭演説会を行いました。小雨の中、田村氏の訴えに何度も拍手が送られました。

 田村氏は、感染力の強い変異株が猛威を振るい医療がひっ迫する中で五輪を強行し、滞るワクチン供給などのまともな説明を国会で行わない菅政権を批判。「命と暮らしを守る覚悟がない、こんな政権を長引かせるわけにはいかない」と強調しました。

 コロナ危機のもと、大企業の利益を優先し、社会保障を“金食い虫”として削減してきた政治のゆがみが明らかになったにもかかわらず、消費税を財源にしてさらに病床削減を進める自公政治の転換を訴え。「総選挙で共産党を伸ばして社会保障に手厚い社会を実現させよう。比例東海で2議席、3議席を獲得する選挙にしてほしい」と呼びかけました。

 三重県でもコロナ感染者が拡大する中、国政選挙に出るために県知事を辞任する無責任な知事の態度を批判。子ども医療費無料化など市民と運動を広げてきた岡野恵美知事予定候補=無所属、日本共産党推薦=の勝利で「命と暮らしを守る県政を実現させよう」と訴えました。

 衆院東海比例予定候補のもとむら伸子衆院議員は、高齢者医療費の2倍化など「非常識な認識で命を軽視する政治を変えよう」と強調しました。

 社会民主党の五味靖幸県連幹事長が連帯あいさつ。岡野氏が知事選勝利への決意を表明しました。司会は山本りか県議。


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