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2021年6月27日(日)

五輪が都議選の大争点に

各党の立場が問われる

志位委員長が熱く訴え

 日本共産党の志位和夫委員長は26日の東京・東村山市内の街頭演説で、「東京オリンピック・パラリンピックをこのまま開催していいのか、いよいよ都議選の大争点になってきました」として、主要な新聞すべてが同日付で「五輪が都議選の大争点だとはっきり主張している」と指摘。「各党の五輪開催問題に対する立場が問われます」と強調しました。

 志位氏は都議選告示を受けての報道で、「朝日」は「コロナ・五輪 首都の選択」、「毎日」は「コロナ・五輪争点」、「東京」は「コロナ・五輪 あすを選ぶ」、「日経」は「コロナ・五輪など争点」、「産経」は「五輪の形 主張くっきり」との見出しをつけ、「読売」は社説で「五輪・コロナが最大争点だ」としたと紹介。「都議選の大争点ということになれば、各党の立場が問われてきます。この問題にどのように対応するのか責任をもって各党は示すべきです」と主張しました。

だんまりの公明党は無責任

 さらに志位氏は、「この点で指摘しておきたいのは公明党の態度だ」として、「公明党は昨日の党首第一声で五輪問題に一言も触れなかった。だんまりを決め込むというのは、あまりに無責任ではないか」と批判。

 同時に、「五輪問題で、都民の利益にたって、最も明確な立場を示しているのが日本共産党です。『五輪より命』『五輪中止で命守れ』の一票を託してください」と訴えました。


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