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2021年6月22日(火)

北陸エリアJR減便

沿線住民に影響甚大

武田氏

写真

(写真)質問する武田良介議員=8日、参院国交委

 日本共産党の武田良介議員は8日の参院国土交通委員会で、JR西日本が検討している北陸エリアの小浜線、越美北線の減便について、安易な減便は許されないと批判しました。

 JR西日本は、コロナの影響を背景に、10月のダイヤ改正で約130本の列車の減便を検討。上原淳鉄道局長は、ダイヤは事業者の自主性を尊重するとしつつ、「減便にあたっては沿線自治体等に丁寧で十分な説明を行い、利用者の利便性確保に配慮した上で行う必要がある」と答弁しました。

 武田氏は、福井市や福井県大野市では一切説明がなく、報道で初めて知ったとの地元の声を紹介し、どのような説明がなされているか、実態をつかむよう求めました。

 武田氏は、運行本数の維持を求める福井県と沿線自治体による国交相への要望書を示し、見解をただしました。赤羽一嘉国交相は「公共交通機関を守りたいというのは理解している」としながらも「民間会社であり、最後の手段としてぎりぎり許される」と答弁。武田氏は、地域公共交通の活性化、観光振興をめざす地域にとって減便は影響が甚大だと批判しました。


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