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2021年6月22日(火)

感染抑止・通常医療維持できぬなら中止か無観客にせよ

都医師会など

 東京都医師会など都内54医師会は21日、五輪・パラリンピック開催についての意見書をまとめ、大会開催の必須条件として、大会によって「感染が拡大しないこと」と「通常医療が圧迫されないこと」を政府と大会組織委員会、東京都知事に要請しました。

 意見書は、新型コロナウイルス感染症は「その収束への行程は不確実」で、現時点で十分に「コントロールされた状況とは言えない」と指摘。必須条件を維持できない場合には「都民・国民の安全・安心を守るために、無観客または中止とすることも考慮していただきたい」と求めています。

 都医師会は意見書に先立って、都内全60地区医師会長に五輪・パラリンピックに関するアンケートを実施。大会についての考えを聞いたところ、「開催は中止すべき」との回答が18医師会、「無観客での開催」は23医師会、「感染対策を徹底した上での少人数の観客での開催」が8医師会でした。


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