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2021年6月9日(水)

8月末までにやるべきことをやりぬいて総選挙躍進を

 2日の常任幹部会の「訴え」は、都議選勝利と総選挙準備の「二つの任務」をよびかけ、総選挙準備では、8月末までに「得票目標の実現に必要な支持拡大」をやりぬき、党員と「赤旗」読者の拡大では「前回時回復・突破」をめざすという、踏み込んだ提起を行っています。党員拡大については、「党大会時の現勢を回復・突破する」とした第2回中央委員会総会決定よりも高い目標となります。

「850万票・15%以上」を本気でやりきるために

 この目標は、総選挙の時期が、現状では9月以降となる可能性が高くなっているもとで、8月末という節をつくり、そこまでにやるべきことをすべてやりぬいて、勝利の条件をなんとしてもつくろうという決意に立って、全党のみなさんに訴えたものです。

 政権奪取に正面から挑戦する総選挙で、野党共闘を成功させつつ、「850万票・15%以上」という比例の得票目標を本気でやりきろうとすれば、党員・読者の現勢を前回総選挙時よりも後退したまま総選挙をたたかうわけにはいきません。対話・支持拡大も、「日本共産党だから支持する」という積極的支持者づくりも、選挙本番になってから本格化するということでは、比例目標実現の保障はありません。

 常幹「訴え」でよびかけた目標は、総選挙躍進にとってどうしてもやりきることが必要な目標であり、全党のみなさんが正面から挑戦することを心から訴えるものです。

新たな目標を達成することは十分可能

 新たな目標は、あと3カ月あることを考えれば、一つひとつの支部にとって達成不可能なものではありません。党員の前回時回復の目標は、平均すれば一つの支部で1~2人の党員拡大、3カ月間に10人~20人に入党を働きかける目標です。読者拡大は、一つの支部で日刊紙読者1~2人、日曜版読者6~7人増をめざす目標です。支持拡大目標も、今から選挙本番の構えで奮闘し、読者・後援会員に担い手を広げながらとりくめば、十分やりとげられるものです。

 全党は、「総選挙躍進特別期間」で、コロナのもとでも前進できる党活動に知恵と力をあわせ、確かな前進の方向をきりひらいてきました。さらに、今後総選挙の期日が迫るもとで、これまでの延長ではない全党の力の発揮を組織することも十分可能となります。

 そして8月末までにこの目標をやりぬくなら、各支部の得票目標・各比例ブロックの政治目標は、掲げるだけでなく、その実現が見えてくる目標となってくるでしょう。

常幹「訴え」を、支部に引き寄せて討議・具体化しよう

 出発点は、各支部・各党組織の得票目標に魂を入れ、“その実現には今からどういう水準の活動が必要か”“質量ともにどれだけの党の自力が求められるか”を真剣に論議し、大量宣伝、対話・支持拡大、「集い」や党勢拡大の具体化をはかることにあります。

 すべての支部が、常幹「訴え」を、支部の現状と得票目標、激動の情勢のもつ可能性や「特別期間」の奮闘でつくった前向きの変化にも引き寄せて討議・具体化しましょう。党機関も支部もただちに臨戦態勢に入り、都議選勝利に力を尽くしながら、総選挙準備でも6月からダッシュしましょう。

 8月末までにやるべきことをすべてやりぬいて、総選挙での日本共産党躍進、政権交代の実現を必ず成し遂げようではありませんか。

 (都議選・総選挙闘争本部)


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