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2021年6月8日(火)

東京都議選 変える選ぶ

筋が通っていて共感

フリー写真家 川井聡さん(61)

写真

 フリーの写真家でライターの川井聡さん=東京都新宿区=(61)は、コロナ禍前は、海外旅行や1年で日本を1周する旅をして、紀行文を作成していました。

 川井さんは「共産党に一番、共感するのは筋が通っているところだ」といいます。筋が通っているだけなら、かつては自民党にもそういう議員がいたとも。どこが違うか…。

 「共産党の議員さんは自分たちの言葉で語る、自分たちの方針を持っている。勉強しているのが伝わってくる。だから信頼できる」

 最近できた政党を応援したことも。けれど「共産党には声を聞く力や組織力がある」といいます。共産党は以前とは違い「閣外協力でもかまわないと平気で言える。今、自民党政権をつぶすこと、野党の議席を増やすことを中心に据えている。その大きな試金石が今回の都議選でしょう」。

 一番気になるのは東京五輪・パラリンピック。“開催ありき”で突き進もうとする自民、公明、都民ファースト。それより「陥没事故を起こした外環道を建設しながら、老朽化したインフラは未整備で、築地市場をつぶした責任はとらない小池都知事。その『七つのゼロ』公約の検証ができる議員や政党がほしい」と力を込めます。

 「共産党支持者ですよね」と尋ねると、「あくまでも浮動票でいたい。その時々で一番信頼できると思っているところに投票してきました。90%は共産党に。それを支持者といわれれば、支持者ですかね」と軽やかに答えます。

 川井さんは「経理・会計で一番相談にのってくれる」と新宿民主商工会に入会。今年2月、新型コロナウイルスに感染したとき、民商や党区議の支援を受けました。「何が必要か。何ができるのか。区議さんの対応力はすごい」といいます。

 「幸か不幸か、まともなことを言っているのが共産党しかない。10年先を見通した自分たちのポリシーがある。名前は変えないほうがいい。変えたところで世間は必ず『元共産党』といってくる」と笑いました。

 (遠藤寿人)


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