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2021年5月4日(火)

沿岸漁業支援求める

穀田氏 定置網の補助を恒久制度に

 日本共産党の穀田恵二議員は4月28日の衆院外務委員会で、「大西洋まぐろ類保存条約改正議定書」に関連し、クロマグロの資源管理と沿岸漁業者への支援について質問しました。

 穀田氏は、「小規模沿岸漁業者への特別の配慮は世界の常識だ」と強調。定置網のリース事業への補助制度について、恒久的制度とするよう提案しました。

 また、定置網の減価償却期間が3年間だとして、「国税庁は、水産庁から期間延長の検討要望があれば、検討するか」と質問。「現行制度内でも『漁網』について、耐用年数の適用を長くして償却する方途はないか」とただしました。

 葉梨康弘農林水産副大臣は、「切実な要望があると初めて聞いた。関係者や団体の話も聞き、検討したい」と答弁。国税庁の重藤哲郎課税部長は、「減価償却限度額について国税局長の認定を受け、長い場合20年まで延ばせる」と答えました。


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