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2021年1月10日(日)

政権交代へ共闘期待

JA全中元副会長と大平比例予定候補懇談

広島

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(写真)村上氏(左)と懇談する(右へ)大平、伊藤の両氏=8日、広島県三次市

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補は8日、全国農業協同組合中央会(JA全中)副会長や広島中央会会長などを務めた農協協会の村上光雄代表理事会長を広島県三次市の自宅に訪ね、懇談しました。村上氏は「共産党は農民の側に立って頑張っており、期待しています」と述べ、野党共闘による政権交代に期待を寄せました。

 大平氏はコロナ禍での米価下落などに加え、ウンカ(害虫)や鳥獣被害に苦しむ農家の訴えを国に届けてきたとし、「価格保障や所得補償は世界では当たり前です」と指摘。村上氏は「耕作放棄、離農につながる」と懸念し、「家族農業が農地を守っていることに対し、国がちゃんと補償することが国土を守ることにつながる」「世界のどの国でも農業を保護し、食料を確保している。日本は国土、農地が狭くても頑張っている。よその国以上に支援しなければならない」と強調しました。大平氏は「中小企業と農林水産業こそ基幹産業であり、地域経済再生の柱です」と語りました。

 村上氏は菅政権と対決する野党に対し、「頑張ってもらわないと困る」と述べ、総選挙での政権交代に向け、「共産党ではと(排除を)言う時代ではない。みんなで一緒に頑張ってほしい」と求めました。

 懇談には伊藤芳則三次市議が同席しました。


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