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2020年12月16日(水)

高校生ら賛成多数

声を政治に 倉林氏と懇談

選択的夫婦別姓

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(写真)懇談する「学校総選挙プロジェクト」の人たちと倉林副委員長(左)。手前は参加した高校生=14日、党本部

 若者世代と政治・社会をつなぐことを目的に10~20代限定のオンライン投票を実施している「学校総選挙プロジェクト」の高校生らが14日、選択的夫婦別姓制度をテーマにした投票結果を届けるため、日本共産党本部を訪問しました。党ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子副委員長・参院議員が応対し、懇談しました。

 選択的夫婦別姓導入についての投票結果は、寄せられた8892票のうち賛成が87・3%(7762票)、反対が12・7%(1130票)と、投票した若者の9割近くが導入を求めていました。

 賛成意見は「選択肢は多い方がいい」(18歳男性)、「自分のアイデンティティを失いたくないから」(19歳女性)、「男女平等な社会の実現のために必要」(16歳女性)など。

 一方、制度が導入されたらどうしたいか聞くと、男性は「同姓で自分は姓を変えない」が54・1%で最も多く、「別姓で2人とも姓を変えない」を選んだ女性は51・2%、その他は75・9%でした。

 訪問した高校2年生は「結婚した時にパートナーと話し合い、同姓か別姓か決められるようになりたい」「『選択的』が同姓も選べると知らない友達がいた」と話しました。

 倉林さんは、若い世代の声が第5次男女共同参画基本計画の案に選択的別姓を盛り込み実現させようと動かしていると説明。「みんなの願いを実現する政府を選択するのは国民」と取り組みを励ますと、高校生は「なるほど! 頑張らなきゃ」と響き合っていました。


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