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2020年10月11日(日)

ジェンダー平等政治を

はたらく女性の中央集会開催

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(写真)オンラインで結んだ各地とエールを送り合う「はたらく女性の中央集会」実行委員ら=10日、東京都内

 第65回はたらく女性の中央集会(実行委員会主催)が10日、オンラインで開かれました。コロナ禍のもと、憲法を生かしジェンダー平等の政治を実現しようと交流しました。

 あいさつした長尾ゆり実行委員長(全労連・前女性部長)は、「コロナ禍のもと黙らず声をあげ、政治を動かしてきました」と強調。「自助」を掲げ新自由主義からの転換に逆行する菅政権を批判し、「憲法を守り、ジェンダー平等を貫く政治に転換し、誰もが生きやすい社会を実現しよう」と訴えました。

 法政大学の上西充子教授が「女性を縛る『呪いの言葉』から解き放たれよう」と題して講演。「女性たちが声をあげることを抑圧する『呪いの言葉』に対して、同僚や友人と語り合い、自分たちの言葉で切り返していこう」と語りました。

 「わたしも一言いいたい」のコーナーでは、「消費税増税を宣言した菅政権に中小業者の未来は託せません。支え合って豊かな社会を実現しよう」(全商連婦人部協議会)、「米軍基地のコロナ感染拡大を受けて黙っていられないと支部を結成した。那覇軍港の浦添移設反対、辺野古新基地建設の中止を求める」(新婦人・沖縄県浦添支部)と発言しました。

 「フリーランスも生身の働き手だと訴え、コロナ禍で支援を実現させた。引き続き傷病手当など支援の拡充を求めていく」(出版労連)、「コロナ禍で米の需要が減り、1俵60キログラム2000円下落。37・5%の自給率で、自助・共助ではどうにもならない。政府に対策を求めていく」(農民連女性部)と交流しました。

 働く女性の尊厳と権利を守ろうと争議をたたかっているJAL、KLM、大阪医科大学の女性が、安心して働ける職場の実現と支援を訴えました。


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