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2020年3月24日(火)

桜島軽石で養殖被害

田村貴昭氏が対策求める

 鹿児島県桜島の火山活動によって流出した軽石がブリ養殖業に被害を与えている問題で、18日、御法川(みのりかわ)信英国交副大臣と伊東良孝農水副大臣は、両省が協力して解決に取り組むことを表明しました。衆院災害対策特別委員会で、 日本共産党の田村貴昭議員に答えたものです。

 桜島の黒神川から降雨時に流出した軽石が桜島東側の垂水(たるみず)市のブリ養殖のいけすに入り込み、ブリが誤食で死亡したり、体表の傷による感染症で死亡するなどの被害が発生しています。軽石が原因で漁船が故障する被害も出ています。

 流出防止ネットの事業継続など、国交省と農水省が連携して問題解決にあたるよう求めた田村氏に対し御法川氏は、「しっかり取り組みたい」と答弁。伊東氏は「国交省、内閣府と相談する」と述べました。


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