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2019年10月8日(火)

囲碁新人王に孫七段 第44期

ラストチャンスつかむ

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(写真)第44期囲碁新人王の孫喆七段=7日、東京都千代田区の日本棋院

 囲碁の第44期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第2局は7日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、午後4時31分、230手まで孫喆(まこと)七段(23)が小池芳弘四段(21)を白番中押しで破り、2連勝で新人王を獲得しました。棋戦初優勝です。(関連記事・棋譜)

 孫七段は2017年の第42期についで2回目の決勝進出。七段昇段により今期が最後の新人王戦で、ラストチャンスをものにしました。

 昨年、名人戦リーグ入りを果たし、トッププロに名を連ねた実力者。その経験を生かして新人王獲得で本棋戦を卒業することになりました。

 今期は、藤村洋輔三段、呉柏毅(う・ぼい)五段、姚智騰(よう・ちとう)五段に勝って決勝に進出しました。

 孫七段は「きょう決められてよかった。結果を残せたのでそれを自信にして他の棋戦もがんばりたい」と語りました。

 1996年2月21日生まれ。神奈川県出身。萩原睦七段門下。2012年入段、17年、第42期新人王戦準優勝、18年、第44期名人戦リーグ入り・七段昇段。


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