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2018年10月18日(木)

16歳藤井七段 新人王

将棋 31年ぶり最年少更新

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(写真)将棋の第49期新人王戦で優勝した藤井聡太七段(右)と出口若武三段。向こう側右から小木曽陽司赤旗編集局長、立ち会いの糸谷哲郎八段=17日、大阪市・関西将棋会館(峯松進撮影)

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(写真)将棋の第49期新人王戦で優勝した藤井聡太七段=17日、大阪市・関西将棋会館(峯松進撮影)

 将棋の第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第2局が17日、大阪市福島区の関西将棋会館でおこなわれ、藤井聡太七段(16)が105手で出口若武(わかむ)三段(23)を破り、2連勝で初優勝を果たしました。(関連記事)

 藤井七段の16歳2カ月での新人王獲得は、第18期(1987年)の森内俊之九段(十八世名人)の17歳0カ月の記録を31年ぶりに塗り替える快挙です。

 藤井七段は今年2月から5月の間に四段から七段へスピード昇段したため、16歳の若さながら規定により今回が最後の新人王戦出場でした。初出場だった前期はベスト8で敗退しましたが、今期は見事ラストチャンスを優勝に結び付けました。

 ストレートで三番勝負を制した藤井七段は「今回が最後のチャンスでしたので、優勝する形で卒業できたことはとてもうれしく思います」と喜びを語りました。

 ふじい・そうた 2002年7月19日生まれ。愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆七段門下。16年10月1日四段昇段・プロデビュー。18年2月1日五段、同17日六段、5月18日七段昇段。第11回朝日杯将棋オープン戦で公式戦初優勝。


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