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2018年10月5日(金)

玉城デニー知事、初登庁

「辺野古新基地阻止へ全身全霊」

沖縄

 沖縄県知事選で40万票に迫る史上最多得票で当選した玉城デニー新知事(58)が4日、県庁に初登庁しました。就任記者会見では「翁長雄志前知事の遺志を引き継ぎ、今こそ県民が心を一つに誇りある豊かな沖縄を実現していく必要がある。普天間飛行場(基地)の閉鎖・返還、辺野古新基地建設の阻止に向けて全身全霊で取り組んでまいりたい」と述べました。


写真

(写真)就任日に沖縄県庁で職員から花束を渡され、職員や県民から温かい拍手や歓声で迎えられる玉城デニー知事=4日

 デニー氏は黒いスーツにオレンジ色のネクタイ姿で登場。拍手が鳴り止まず、吹き抜けの3階天井まで響きました。女児が笑顔で花束を差し出し、デニー知事も満面の笑みで受け取りました。県庁の1階は職員や一般の県民でごったがえし、2階と3階の吹き抜け廊下からも笑顔がびっしり並んで新知事を出迎えました。デニー氏は笑顔と手ぶりで応えました。

 県選挙管理委員会で当山尚幸委員長が「前知事の逝去で選挙が前倒しになり、台風24号の影響も受ける中、厳しい選挙戦を制し見事に当選したことに敬意を表します」と述べ、デニー氏に当選証書を手渡しました。

 証書を受け取ったデニー氏は「これから県民の皆さまと共に歩む日々。真摯(しんし)に気負わず、しかし、しっかり腹に力を入れて頑張りたい」と語りました。

 知事室で記者団からイスの座り心地を聞かれ、デニー氏は「ここで前任の翁長知事が取り組んだことを回想しながら、自分の役割と責任に重ねて仕事をさせていただけると思うと感慨深い」と述べました。

 記者会見でデニー氏は「自立と共生の沖縄、誇りある豊かな沖縄の実現に向けて、全力で取り組む」と決意を表明。アジアのダイナミズムを取り入れ、沖縄の豊かな自然、歴史、文化を生かし、2022年の復帰50年を「新時代沖縄」と位置付けて「新たな沖縄振興計画を策定し、日本経済をけん引するトップランナーとして力強く導いていく」と述べました。

 「すべての県民が安心して暮らせる沖縄らしい、優しい社会の構築に努めていく」と子どもの貧困対策を最重要政策に位置付ける考えを示し、「自立型経済と沖縄らしい優しい社会を構築するため、何よりも沖縄が平和で安全に暮らせることがかかせない。そのためには米軍基地の整理縮小が急務なのに、新たな米軍基地の建設は到底容認できるものではない」と述べました。

 デニー氏は記者会見で、翁長前知事を支えてきた富川盛武、謝花喜一郎の両副知事、基地問題を担当する吉田勝広政策調整監の留任を明らかにしました。(詳報)


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