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2018年7月8日(日)

大間漁協と党が懇談

クロマグロ漁獲枠見直しを

青森

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(写真)坂組合長(右)と懇談する斎藤氏(左から2人目)ら=6日、青森県大間町

 日本共産党の斎藤美緒参院選青森選挙区予定候補、横垣成年、工藤祥子両むつ市議は6日、マグロ漁が盛んな大間漁業協同組合を訪問し、1日から開始されたクロマグロの漁獲規制(TAC規制)について坂三男代表理事組合長と懇談しました。

 大間漁協の組合員は約700人。承認を得た約250人がクロマグロ漁をしています。

 開口一番、「ただ、ただ頭にきている」と怒りをあらわにした坂組合長。「漁獲枠の配分が決められた経緯も一切わからず、今も現場は混乱している」と唇をかみました。「資源が枯渇した原因は、巻き網漁の乱獲だ。真面目にルールを守ってきた沿岸漁業者の漁業枠が少なくされるなんて納得がいかない。このままでは漁師、漁協、町がつぶれてしまう」と訴えました。

 坂組合長はさらに、「巻き網漁に監督官を乗船させて漁獲量を監視することは海外では常識となっている」と述べ、漁獲枠の配分を含め、漁獲規制の見直しを求めました。

 斎藤氏は「25日に政府交渉を予定しています。漁協の声を必ず届けます」と表明。今後も情報交換を行い、漁獲規制の見直しを政府に強く求めていこうと話し合いました。


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