2017年7月24日(月)
国民の声が生きる政治を 共産党が集い・講演会
奈良・山添 市田氏
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奈良県の日本共産党山添(やまぞえ)支部・後援会は23日、市田忠義副委員長・参院議員を山添村に迎え、「暮らし・国政を話し合う集い」を開き、過去最高の倍の参加となりました。
山添村は自立の道を選び、20歳まで医療費無料です。市田氏は「ここで演説することを光栄に思います」と切り出しました。南克典村長職務代理者がメッセージを寄せ、村議会議長が参加。奥谷和夫村議が司会し、しもとり純一衆院奈良2区予定候補が決意を語りました。
市田氏は、国政私物化と憲法破壊の安倍内閣の暴走を批判し、ノーを突きつけた都議選結果を報告。「解散・総選挙に追い込み、野党と市民の共同で国民の声が生きる政治を」とよびかけました。
市田氏は、だされた質問に答えました。「安倍内閣の農協解体政策で農村はどうなるか」には、農協つぶしの狙いが「世界で一番企業が活躍しやすい国」の邪魔になるからだと指摘。日本共産党は、農協の自主性・独立性を尊重し、農協つぶしに強く反対するとのべました。
「都市と地方の格差是正、過疎対策」について市田氏は、「平成の大合併」が地方交付税を削減し、「財政的にやっていけなくなるから合併しろ」と押し付けたと述べ、「地方の格差や人口減少は、自民党政治がつくりだした政治の責任の部分が大きい」と指摘。「日本共産党はこの政治を切り替え、地方交付税が本来の機能を発揮できるよう充実・増額させ、国の過疎対策も充実させる」と語りました。
市田氏のよびかけに2人が入党しました。